履歴書とは、応募者がどんな人生をたどってきたのかを簡潔に示す正式書類あり、「入社させてください」という願いがた手紙でもあります。
時間をかけて思いを込めた手紙ほど、相手に強く伝わるものです。
次の注意点を参考に、書類選考で有利になる履歴書をつくりましょう。
履歴書の基本
企業への応募方法には、「履歴書郵送型」と「履歴書持参型」(面接当日に持参する)の二つがあります。いずれの方法をとるにせよ履歴書は、応募者と会社側が初めて接触する重要なものであることには変わりありません。内容はもちろんですが、まずは、文書としてのルールを守って書くことが大事です。
守りたい最低限のルール
●筆記具
記入には鉛筆以外の黒インクの筆記具を使いましょう。青インクでもさしつかえありませんが、会社がコピーをとる場合、青味が強いインクだと、かすれてしまうこともあります。筆記具としては、万年筆がベスト。ジェルタイプのペンや水性ボールペンも仕上がりが美しいので適しています。ボールペンはボテが出たりかすれることもありますので、使わないほうが無難です。
●文字
どんなに達筆でも、くずし字は読みづらく、嫌われます。一字一字、楷書でていねいに書くことを心掛けましょう。
●誤字・脱字
誤字、脱字に気付いたら、ヘタに修正したりせず、新しい用紙に書き直しましょう。うろ覚えの漢字や送りがなはそのつど辞書を引いて確認することが大事です。